データから見るITエンジニアの転職理由

僕はIT企業から転職して、すでに3年以上経過しました。
辞めた後も、なぜ前の会社を辞めたのか理由を探していました。
過去に何度か残念な記事を垂れ流していますが今となっては「何言ってんだ?こいつ」です。
もう少し客観的に見れないものかね。過去の僕。

IT人材白書にはシンプルな答えが載ってました。
参考になったのでご紹介です。

もし転職を考えていらっしゃるのであれば、
ご参考にされてみてはいかがでしょう。


まずデータから。

「IT人材白書2020 今こそDXを加速せよ ~選ばれる"企業"、選べる"人"になる~」より抜粋

先端IT従事者と先端IT非従事者でそれほど転職理由に差が無いようです。

最多の「給与を上げたかったから」というのは良いですね。
うまく行けば説得を受けずに辞められます。
うっかり要求が受け入れられ給料が上がったとしても
翌年辺りに「この給与じゃ納得できない」と言えば転職できます。
上がった年収携えて次の会社に挑戦できるシンプルな答え。
最多の答えなので「自分は厚かましいのか?」なんて考える必要もありません。

「自分のやりたい仕事ができなかったから」というのは
「じゃあ、一体何がやりたいんだ?」と聞かれてこじれそうですね。
退職理由としては口にしない方が良いやつです。

「労働時間が長かったから」は仕事を減らしてやると言われて逃げ道がなくなります。
結局やりたくない嫌な仕事は手元に残りますし、納期があるので遅れたらお客さんに謝るのは自分。
引継ぎ期間中は窓口も続けないといけません。もう既に限界なのに引継ぎ分の仕事が増えます。
そもそも辞める覚悟をした会社に多少仕事を減らしてもらったからと言って残る気にはなれないでしょう。
退職理由としては不適切な気がします。

「上司に不満があったから」は口にすると、辞めるまでの短い期間ですら支障が出るやつですね。

「社風が合わなかった」、「スキルアップがしたかった」、「自由な働き方を実現したかった」、「クリエイティブな仕事ができなかった」、「先端的な仕事ができなかったから」は潔いですね。
ふわっとしていてよくわからない。
とはいえ、余計な提案が出てくるので面倒くさそうです。
今の会社で解決しようとしていないんですけどね。

「上司以外の人間関係に不満があった」は「XXXくん(ちゃん)が嫌い」という小学生ばりの理由です。
しかし、かなり切実ですね。僕も嫌いな同僚が何人かいました。
残念ながらどこへ行っても嫌いな人はいます。
理由としては微妙に弱そう。


みなさん、シンプルに答えていらっしゃいますが、
もっと複雑で色んなものが混ざっているのだと思います。
どんな言葉にしてもどれもしっくりこない。

僕は
この程度のことで弱音を吐くなんて自分が情けない
という感情が根底にあり、どうにかカッコよく言える理由を探しました。
くだらないことに使った時間を悔やみます。

辞めるのに高尚な理由なんてありません。
屁理屈こねても所詮利己的な内容です。
xxxがイヤ
それがいっぱいあるだけです。


今思えば辞める理由は給与一択ですね。
本当の理由を少ないボキャブラリーで説明して一体何になるのか。
なぜあの時「年収xxxx万円欲しい」と言わなかった。
あぁ、もったいない。

後悔しかありません。

データから見るITエンジニアの転職理由

おわり

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