日本の賃金は世界に比べてどうなのか – OECDデータから見る世界の給与水準

よく日本の給料は世界に比べ安いと言われます。
我々の給料は諸外国と比べてどうなのでしょうか?
OECDのデータを用いて調べた結果と僕の見解をご説明します。

ご参考まで。


OECDE加盟国の平均年収です。2019年のものみたいですね。
日本は24位(35か国中)。アメリカ人の6割程度の給料です。

物価が違う等の言い分はあると思いますが、物価と給料はおよそ相関関係にあります。

ニッセイ基礎研究所 – 中期経済見通し(2020~2030年度)

日本銀行は、2013年1月に「物価安定の目標」を消費者物価の前年比上昇率2%と定めており、
これをできるだけ早期に実現するという約束をしています。
以降、物価上昇2%は達成していません。

ニッセイ基礎研究所 – 中期経済見通し(2020~2030年度)

しばらくは物価も上がらないし給料も上がらない。
まぁ、そんな感じなのではないでしょうか。

前年比2%上昇を続ければ17年で今のアメリカに追いつきます。
失われた20年とか30年とか言いますが、当たらずとも遠からず。
しかし、消費者物価の推移をみると継続的な2%上昇は無理でしょうね。


僕の立ち位置は「物価を上げるべき」です。

物価が上がらないと年寄りはタンス預金を続けます。
あの世に札束持っていく気なのでしょう。お金が回りません。
物価が上がらないので給料を上げる必要もありません。

お金を使わない年寄りがお金を貯めこんで、若者は最低水準の給料でかつかつの生活。
消費税もどんどん上がるし今度はコロナ復興税ですか?実質減給と変わりません。
贅沢品が抑制されて価格競争が活発化します。
きっと、物価は下がる方向でしょうね。
僕は経済の専門家ではないので適当なことを言っています。

悲しいかな平均的なOECD加盟国からみたら、
日本人も日本企業も日本の土地も安売りです。

カナダに勤めるインド人が
日本人は安い賃金で長時間労働してくれる
と言ってました。いや、インド系カナダ人か?

ともあれ、インド系の人は聞いてないことでも良くしゃべってくれます。


慣れない経済の話をしてしまいましたが
日本は世界的にみて賃金が低いというお話。
ちゃんとご自身で調べて判断してください。

日本の賃金は世界に比べてどうなのか – OECDデータから見る世界の給与水準

おわり

PR

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です