ワードプレスの引っ越し屋さん開発①

経緯は前回お話した通りです。
で、本日21/09/19に移行が完了しました。

ただ、まだツール開発としてはやり残しがあるのでもうちょい開発続けます。
不定期更新と言いながらこのまま月水金日のペースで更新していくのではなかろうか。

さて、今回移行作業の原因となったPHPのバージョンですが少し調べてみました。

確か、前回僕が移行作業を行ったのは2020年の7月ですね。
前回もPHPのバージョンが古いと怒られてそれをきっかけに重い腰を上げました。

今回も同じ理由で移行作業をするわけなのですが
たった1年で移行作業をしないといけない?
たまらんね。これ。

ちょっとどういう状況なのかを調べていきます。

現象

まずきっかけとなった警告です。
久しぶりにWordpressのサイトヘルスを見たらこれです。

サイトがPHPの古いバージョン(X.X.X)を実行しており、更新をおすすめします。
と、言っています。

他にもいくつか改善提案がありますがよくわからないので無視してます。
いやぁ、お恥ずかしい。

更新のメリット

更新のメリットは本家の説明によると以下の通りらしいです。

Web サイトがより速くなります。
PHP の最新バージョンは以前のバージョンよりも効率的に動作します。最新の対応バージョン (現在は7.4) にアップグレードすると、以前のバージョンに比べてパフォーマンスが最大で3倍〜4倍向上します。

Web サイトがより安全になります。
PHP は WordPress と同様にコミュニティによってメンテナンスされています。PHP は非常に人気があるため、ハッカーの標的です。最新のバージョンには最新のセキュリティ機能が実装されていますが、以前のバージョンにはこうした機能が含まれていません。PHP のアップデートは WordPress サイトの安全性にとって非常に重要です

https://ja.wordpress.org/support/update-php/

パフォーマンスが3~4倍?魅力的ですね。

実際に移行した後、動作検証しましたが僕のページごときでは速度に差は全くありませんでした。

サポート期限

PHPのセキュリティサポート期間を確認しました。
本日2021/09/16ですが、7.3のバージョンは去年サポート切れてますね。
しかも、8に上げても2年とちょっとでサポ切れですね(21年9月現在)

バージョン 初回リリース日 最新リリース 最新リリース日 アクティブサポート セキュリティサポート
8 2020/11/26 8.0.9 2021/7/29 2022/11/26 2023/11/26
7.4 2019/11/28 7.4.22 2021/7/29 2021/11/28 2022/11/28
7.3 2018/12/6 7.3.29 2021/7/1 2020/12/06 (終了) 2021/12/6

参考:Qiita

参考:PHP(本家)

今回一番新しいBitnamiのイメージでWordpressを立ち上げましたが、PHP 7.4.23でした。
来年の11月にセキュリティサポートが終わります。
たった一年?

神経擦り減らしてやった作業は1年ちょいしか延命できてません。
なるほど、毎年移行しているような気がするのはこのせいですね。

まとめ

AWSのBitnamiイメージを使ってWordpressを立ち上げると
精々1年くらいしかセキュリティサポートが受けられないようです。
最新版のPHPがリリースされてから安定性を確認した上で
イメージを固めるでしょうし致し方ないのかもしれません。

素のWordpressやDockerイメージでUbuntuなりに入れても良いのですが、
やっぱり面倒くさいのでBitnamiは助かります。

よほど当ページのような弱小は狙われないでしょうが、
セキュリティホールを開けたまま放置するのもあれなので
毎年の恒例行事にすべきなんでしょうね。

それよりもPHPのサポートが初回リリースから約3年だったのですね。
意外とワードプレス移行ツールって需要あるのかも?

プラグインもいくつか試したのですが色々中途半端なんですよね。
次回そのあたりについてお話します。

ワードプレスの引っ越し屋さん開発

おわり

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