ぬくもり維持して国滅ぶ

僕が高校生の時分に「老人栄えて国滅ぶ」という本が販売されました。
恥ずかしながらどれだけ売れたのか知りませんし読んだこともありません。
内容知らないくせにタイトルだけパクらせていただきます。
ごめんなさい。

社会科の白髪だらけの教師がこの本のタイトルに対し

老人が栄えて滅ぶ国なんて滅んでしまえばよい
と憤っていました。

「お年寄りを大切に」が常識の我が国ではこのタイトルを聞いて怒り狂う人は多いでしょう。
何も考えない素直な学生の僕は迎合し憤慨していたものです。
日本の道徳の授業すごし。

さて、今回の記事は年始早々日本文化否定のお話です。
コロナすごいですね。連日最高記録を更新しています。
なぜ中止にしないのか。実家の会。


悪名高き現代版参勤交代「実家の会」。
夫婦どちらかの実家に正月に集まるアレです。
遠方だろうがお構いなしで実家に招集です。
きっと、金銭的に消耗させて家の力をそぐことが目的です。
大事な家名は残したいくせにやっていることが矛盾しています。

普段は忙しいことを言い訳に数年に一度しか帰りませんでした。
しかし今年の言い訳は違います。コロナです。
人にコロナをうつしたくないという大義名分があります。
断りましたよ。絶対に行かない。

そう、僕は誰よりも家族を愛している。
だからコロナをうつすリスクはとらない。
ほんとはみんなと会いたいんだけど、いやぁ残念。
まぁ、年賀状は送っとくよ。HAHAHA。

はぃ、正月の面倒ごとは年賀状で終わり。ラッキー。

と、思ってたらテクノロジー大好きっこの父親がリモート環境用意しやがりました。
お陰様で、オチも展開もない段取りの悪い家族映像を2時間も見る羽目に。
トラブルがあっても酔っ払いがモノをひっくり返す程度です。
現地は酔っ払いだらけで大爆笑かもしれませんが、こっちはシラフで何も笑えない。
とはいえ、何だかんだでストレス少の実家の会でした。
Good Job! My Daddy!!

現地だとこうはいきません。
交通費がかかります。ワイフは小さなことで一々確認が必要です。

ここ座ってもよろしいですか?
おトイレお借りしてもよろしいですか?
お水頂いてもよろしいですか?

そんなに気を使わなくて良いって?
そりゃぁ無理でしょう。
その集まりの誰が何を思う(言う)かわかりませんから。


今年のリモート実家の会は60点(僕の独自計算法による)でした。
例年の現地集合実家の会は-200点(僕の独自計算法による)なので革命です。
こういう新しいことにトライし、グダグダになっても気にしない我が父は尊敬に値します。

サービス精神旺盛の我が父。
余計なことはしなくてよいのに、次回は追加コンテンツを用意してくれるでしょう。
悪意のない強制参加型のものが予想されます。やめれ。

一点、苦言を呈すとすれば
我が一族で最年長の祖母の家で10人以上の人が集まったことです。
全員リモートで良かったのではないか。
これに関しては我が父ではなく他の人たちの問題です。

やはり空気を読む日本人。
リスクとぬくもりを天秤にかけてぬくもりが勝ったのでしょう。
リモート参加は少数派でした。

今回リモートで参加するという実績を作ったことで、他の人も今後は選択肢に入れると思います。
頼むからみんなそうしてくれ。
身内が死ぬ上に陽性反応が出た人の間で責任を擦り付け合う姿は見たくない。


僕は、リモートなら実家の会も参加してもいいという気になりました。
今回言いたかったのはそれ。

参加頻度も数年に一度から増やしても良いなって気持ちです。
内容はともあれ意外と新鮮で楽しめましたし、90歳を過ぎたウチの祖母も喜んでました。

ぬくもり維持して国滅ぶ

ぬくもりを大切にできない国は滅んでしまえば良いって?
それ本心ですか?
大変ですね。

ところで、そこの奥さん
自由にトイレいける実家の会
おひとつどうですか?

おわり

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