PDCAサイクルとLAMDAサイクル

改善サイクルにPDCAサイクルを当てはめるのも良いのですが
個人的にはLAMDAサイクルの方が良いように感じます。
最初のステップであるP(Plan)がクセモノです。


改善するにあたって、既に何等かの仕組みが成り立っているはずです。
現状をD(Do)の状態であるとするならば、Checkから入るべきだと考えます。
しかしどうにもPDCAサイクルの並びからPから始めないといけない気がします。
僕はPDCAサイクルのDから始まる資料を見たことがありません。

サイクルなので本来どこから始めても良いはずですが
形式を大事にするようでDoから始まるPDCAサイクルは受け入れられにくいみたいです。

Planから始めると計画を永遠と練ることができます。
慎重な人には非常にマッチするサイクルです。
Doまでのリードタイムはエンドレス。

現状を調査して、あるべき姿を定義して、
そのギャップを確認してそこに含まれる課題やリスクの洗い出しをします。
十分な予算と人材を確保して入念に会議を繰り返します。
有識者が集まる会議で結論が出ない場合は次の会議に持ち越され
何度も何度も結論のでない会議が続きます。

いつになったらDoに入るのか。
そもそも現状がDoの状態です。最初から迷子です。
後、Do(実行)とAct(処置・改善)が微妙に被っている気もします。
PDサイクルで良くね?


実は製造現場などの改善サイクルを定義する際、LAMDAサイクルの方が都合がよいと考えます。

MITのアレンウォードさんがトヨタを研究して導き出したサイクルです。
実は国産の考え方を逆輸入というね。
少し覚えにくいサイクルですが、僕はこちらの方がしっくりきます。

LAMDAサイクル

L → Look(見る)
A → Ask(質問する)
M → Model(モデル化する)
D → Discuss(議論する)
A → Act(行動する)

もともとトヨタの工場の研究から導き出された改善サイクルです。
日本人はこのフレームワークに慣れています。
普通に改善に取り組もうとすればこのサイクルになります。

著書の中では、実際には別の順序で行ったりランダムに行ったりしてもよいとされています。

あえてこういったサイクルなりフレームワークを用いるのは
今自分たちがどこにいるのか、次に何をやるのか、何が処理済みなのかを確認するためです。
漠然とやるよりは作業に身が入ります。


LAMDAサイクル
Planが大きすぎね?
という悩みと
PDCAサイクルのPとDしかいらなくね?
という疑問を解消してくれています。

微妙に違うかもしれませんが僕の解釈は以下のような感じです。

P(lan)≒L(ook) A(sk) M(odel) D(iscuss)
D(o)≒A(ct)

Planでやることを具体化してくれており僕は好きです。
一点難を挙げるとすれば「モデル化する」のところが、日本語ではあまり馴染まないところですかね。

ともあれ、国産の仕組みですのでお試しあれ。

おわり

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