VSCodeの使い方-Markdownでパワポ編-

世界からPowerPointが無くなってしまえば良いのに。
Visual Studio Codeを覚えてからというもの、文書の多くはMarkdown形式で書くようになりました。

というわけで、今回は Visual Studio Code(以下,VSCode)でパワポ編です。

解決したい課題

解決したい課題は以下の通りです。

  1. 過去との差分を見やすくしたい
  2. HTML形式,PDF形式,PowerPoint形式など色んな形式でつくりたい。でもそれぞれの形式ごとにつくりたくない。

Markdownを使うメリットは他にも沢山ありますが、今回はこの辺に留めておきます。

過去との差分を見やすくしたい

  • 期待する差分表示のイメージ

期待する差分のイメージはこんな感じです。

期待する差分のイメージ

  • WinMergeで差分を取ったイメージ
    過去との差分を見ようとするといわゆるDiffやマージツールを使用します。WinMergeとかで過去のPowerPointとの変化点を見ようとするとこんな感じ。

WinMergeで差分

  • TortoiseGitで差分

Gitなどのバージョン管理ツールのDiff機能でも構いません。
TortoiseGitで差分取ってみたらこんな感じでした。
努力は感じるけど、そうじゃない。

TortoiseGitで差分

解決策

VSCodeの拡張機能「Marp for VS Code」を使用する。
Markdownで書いてMarp for VS Codeを使ってPowerpointなりHTMLなりで出力するのが良いです。

VSCodeでMarkdownをPowerPointに

Marp for VS Code インストール

Ctrl + Shift + X → Marp for VS Codeと入力
インストール

Marp for VS Code

インストール完了

MarpforVSCode-installend

Marp for VS Code プレビュー確認

変なアイコンをクリック

MarpforVSCode-preview1

Toggle Marp preview for current Markdown を選択

MarpforVSCode-preview2

ツリー上で右クリック→プレビューを開く でも可

MarpforVSCode-preview3

記事の先頭に変なのが追加されます。
詳しく知りたければ[Marpit]でで確認。

MarpforVSCode-preview4

スライドの切れ目に — を入れていきます。

MarpforVSCode-preview5

Marp for VS Code パワーポイントで出力

変なアイコンをクリック

MarpforVSCode-output1

名前をつけてお好きな形式で保存。今回はPowerPoint形式。

MarpforVSCode-output1

パワーポイントで出力したイメージ

MarpforVSCode-output2

マークダウンでスライドの注意事項

レイアウトを細かく調整することはできません。
その為、小さな文字でゴテゴテのパワーポイントを書く文化には向かないと思います。

かなりのプレゼン能力が必要ですが、TEDや今は亡きスティーブジョブズのようにシンプルでカッコいいプレゼンがしたいものです。

まとめ

Markdown + VSCodeの魅力はまだまだこんなものではありません。

おわり


VSCodeの使い方はこの辺にまとめています。
よろしければどうぞ。→ Visual Studio Code

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