「辞めたい」けど「辞めなかった」7つの理由 – 退職願いを書きました


あとよォ・・・『やめたい』なんて言わないんだぜ、俺達の世界じゃ・・・・・ 。
なぜなら『やめたい』って思った時にはすでに行動は終っているからだッ!! 『やめた』なら言っていいッ!!

(by プロシュート兄貴「ジョジョの奇妙な冒険5部 黄金の風」)

兄貴も言っています(いや、言ってない)

僕は「やめたい」と妻に繰り返し愚痴ってました。期間にして数年。
妻は言いました。

その愚痴飽きた

同じ愚痴を何年も続けていたというのに、なぜ僕は会社をやめなかったのでしょう。
その辺について、少しお話しさせてください。

「辞めたい」けど「辞めなかった」7つの理由

僕が散々愚痴ってたにも関わらず、やめなかった理由はこんな感じです。

①キリが悪い
②僕の部下達がかわいそう
③僕に良くしてくれた上司達を裏切ってしまう
④僕に良くしてくれたお客さんたちを裏切ってしまう
⑤周りで転職した人の良い噂を聞かない
⑥転職したらもっと状況が悪くなってしまうかもしれない
⑦今まで築いてきたものを捨てたくない

①~⑥までは完全に人のせいです。
今思えば、⑦が本音で、後は理由付けに①~⑥を並べ立てていたのだと思います。
では、説明していきます。

①キリが悪い

キリが悪いというのは「やめられない」を正当化する、最も便利な言い訳です。
最初に申し上げておきますが、キリが良い日はおそらく来ません。

僕の「キリが悪い」はプロジェクトでした。
常に複数のプロジェクトが走っており、毎月何らかの納品がある状態です。
「プロジェクトのキリが悪い」を理由にしていましたが、そもそもプロジェクトが途切れることなんてありません。

キリが悪いは皆さんもきっと同じでしょう。
「ローンが・・・」とか「子供が成人するまでは・・・。」とか、探せばいくらでも出てきますから。
仮にキリが良い日が来たら、精神的に楽なので「やめたい」気持ちも萎えていたりします。
すぐにキリが悪いタイミングに突入して「やめたい」と言い始めますけどね。

結局、プロジェクト数が最大の状態で、僕は投げ出しました。
キリの悪さで言ったら人生で最悪です。

②僕の部下達がかわいそう

かわいそうなんて甚だ失礼な話です。
何様か?

子羊達は昨日まで、たぶん僕の悪口を言っていた子達です。
きっと僕よりうまく進めてくれるに決まっています。
中途半端な心配をせずに子羊達に任せましょう。

③僕に良くしてくれた上司達を裏切ってしまう

良く思い出してみて下さい。本当に良い上司なのですか?ずっとついていきたいですか?
・おごってくれる
・自分を認めてくれる
・自分には本心を打ち明けてくれる
・自分と近しいところがあると言ってくれる
とかで自分の「やめたい」を安売りしてませんか?
あなたは、DV夫の「たまに優しくしてくれる」で許してしまう妻ですか?

ついていきたいような素晴らしい上司であれば、ごく稀にしか「やめたい」と思わないはずです。
(※注:ごく稀に思うことは仕方がない)

その上司は、きっと新しい子羊に同じセリフを言っているハズです。

僕も「使える子羊」は好きですからね。
奢りますし、褒めます。
何だったら「お前は俺と似ている」とか言っちゃいますね。
はは。

④僕に良くしてくれたお客さんたちを裏切ってしまう

案外冷たいもので、
「あ、退職されるんですか。今までお世話になりました。さよなら。」
で、終わりです。

ビジネスですからそんなもんなのかもしれません。
そんなもんなのかなぁ。

でも個人的に連絡させて下さる方は何人かいらっしゃいます。
困ったら連絡してこいって言ってくれたし。
だから大丈夫!

でも、社交辞令だよなぁ。

⑤周りで転職した人の良い噂を聞かない

ここまで来ると言いがかりのレベルです。
「離婚した」「子供がグレた」「ホームレスになった」「ブラック企業を転々としている」とか。

噂を理由に、決断できないとは如何にも日本人らしい。
いくら優柔不断の僕でも、自分が情けないと感じました。

転職して今も奥さんと仲良しの元上司だっていますし、
起業して成功している元上司もいます。

何故、悪い情報ばっかりに目を向けてしまうのか。
あぁ、情けない。

⑥転職したらもっと状況が悪くなってしまうかもしれない

噂の延長ですよね。

・○○さんと同じような境遇になってしまうのではなかろうか
・次がブラック企業だったらどうしよう
・給料は当然今より安くなるよな
・何だかんだ言っても、結局どこも一緒なんだろうな
・通勤時間伸びるのかな
・転職先見つからなかったらどうしよう。税金がいっぺんに来るとか言ってたな。

さすがの僕でもこう言います。

「じゃあ、やめなきゃ良いじゃん。
もう、その相談しないで。その愚痴飽きた。」

お、妻と一緒だ。

もっと真剣に聞いてくれてもいいだろ!!!こんなに悩んでるんだから!!!

なんて言うやつは、本物のクズです。
主に僕です。

⑦今まで築いてきたものを捨てたくない

なんだかんだで、全てこれに尽きると思います。

僕の給料はそこそこ良い方だと思っています。
通勤時間も短くて良いです。
社内では我がままも言えるし自由も利きます。お菓子とジュースを飲みながら仕事しています。
会長・社長・副社長・部長、誰とでもサシで飲みに行ける距離感で居心地も良かったです。
仕事も大抵のことはできるようになりました。

ようやくここまで来たんです。
でも、辞めたらやり直しですよね。

総括

7つ程やめなかった理由を挙げてみました。
やめられなかったという方が正解ですね。

結局最後は、⑦の今まで築いてきたものと、やめたい気持ちを天秤にかけるだけです。

最終的に僕は「10年後も同じ愚痴垂れてるんだろうな。愚痴ですら成長しないのか。」と思ったので決断しました。
以前の記事では「ゾッとした」と表現しましたが、言葉にするとこんな感じです。
世渡り上手は「未来が見えない」とか言うんでしょうかね。
(辞めた詳細が気になるようでしたら退職願いを書きましたをご参照ください。)

10年後も同じ愚痴 >>> 今まで築いてきたもの(12年分)

ホント、理解しがたい結果です。12年分がかなり軽い気もします。
が、何度天秤にかけても結果は同じ。

まぁ決めたことなんで、もっと上の幸せを探す事にします。
ご参考まで。

おわり


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