行先ボードでも作ってみるか① – 要件定義(ゴールの設定)

今回は要件定義(ゴールの設定)です。

現状とあるべき姿を示してKGI(Key Goal Indicator)とKPI(Key Performance Indicator)を設定します。

現状について

予定の明示方法が複数に分かれているという状況を想定します。
僕の今の会社だと以下のような感じで分かれています。
僕の前の会社でもツールは異なりますが作業の回数は似たようなものでした。

  • 勤怠アプリ
  • 行先ボード
  • グループウェア

①打刻機で打刻する
②出社したことを行先ボードで明示する
③勤怠アプリで業務開始時間を設定
④勤怠アプリに業務終了時刻を設定
⑤当日の予定をグループウェアに入力
⑥移動する際は行先ボードに明示
⑦戻ってきたら行先ボードの明示内容を消す
⑧有給を取りたい場合は上長に申告
⑨有給予定を勤怠アプリに入力
⑩有給の予定をグループウェアに入力
⑪有給予定を関係者にメールで通知
⑫有給前日の帰り際、行先ボードに有給を明示
⑬打刻機で打刻して帰宅
⑭明示忘れで怒られる

グループウェアに予定を入れなかったり、行先ボードに行先を明示し忘れると怒られます。

こんなことで怒られるのもかわいそうですが、
こんなことをいちいち怒らないといけない人もかわいそうです。
工場内はしつけ(5S:整理・整頓・清潔・清掃・しつけ)が大事でこんなことでもしっかり怒らなければなりません。
案外侮れない行先ボードの明示忘れ。

あるべき姿

あるべき姿はこんな感じ。

  • ①入・退門と勤怠が連動
  • ②入・退門と行先ボードが連動
  • ③グループウェアと行先ボードが連動
  • ④操作忘れがあっても遠隔地から修正できる

そもそも何も入力したくないってのはナシです。
そもそも論を話はじめたらキリがない。

課題抽出

  • ①勤怠アプリとグループウェアのスケジュールと行先ボードの行動や有給情報が連動
  • ②遠隔地から修正できる(怒られ対策)

ゴールの設定(KGIの設定)

ゴールはこの辺に設定しておきます。

  • 明示忘れで怒られない

ステークホルダと合意がとれればOKです。
つまり僕。はい、OK。

ゴールの測定(KPIの設定)

  • 有給の明示忘れを50%以下に低減する

怒るストレスや怒られるストレス、
それによって低下する作業効率などを考慮すると効果は絶大です。
これも僕と合意が取れればOK。
オレオレ認証です。意味違います。

まとめ

ゴールを考えれば「遠隔地から修正できる」というのだけで良いとおもいます。
実は電子版の行先ボードを作ればよいだけ。
Outlookと連携とかは最早趣味ですね。
まぁ、できそうならやるというスタンスで。

どこに需要があるかわかりませんが、かっちょいいの目指して頑張ります。
真剣にやればDXっぽくなりそうなので、奇特な誰かの心に響けば幸甚です。
ニーズがあれば打刻機に拡張しても良いかもしれません。

ぼちぼちやっていきます。

おわり

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