DXの設計書㉔ – パッケージという選択肢

世の中に数多存在するパッケージソフトウェア(以下パッケージ)。
業務を包括するパッケージも存在します。
ERP(Enterprise Resources Planning)などはその最たるもので、数も多いし歴史も長い。

それなりのお値段もしますが、
スクラッチでつくるより値段も労力も抑えられるようになってきました。


製造業関係で思いつくパッケージのジャンルをざっとあげてみます。


業務やパッケージというのは概念的であり、なかなかキーワードが思いつきません。
その受け皿として名前があります。
アルファベット3文字で表されることが多く
日本人にはなかなか馴染まないのが難点です。

とはいえ、自分の業務にぴったり当てはまるパッケージが見つかれば、
パッケージにつまったノウハウも享受できますし大幅な改善につながります。

僕は自分の頭の中にある改善策をスクラッチでつくって具現化するのも良いと思います。
しかし、パッケージの特徴を理解し現行業務とのギャップを見極め、
業務自体をパッケージに合わせて置き換えてしまうのも一つの手だと思います。

昨今、パッケージもかなり高いレベルにブラッシュアップされており、
多少の拡張ならプログラミング無しでできたりします。

インターフェースがしっかり用意されているものや
データベースが公開されているものはシステムを跨いで連携できます。

後で何とでもできる安心感もあります。
難を言うとするとサブスクリプションモデルが多く、
定期的にお金が出ていくことですかね。
あと、クラウドも多くなってきたのでサーバー側のトラブルで
身動き取れなくなる可能性もあります。
まぁ、ファイブナイン(99.999%の可用性:1年間に約5分程度の停止)やセブンナイン(99.99999%の可用性:1年間に約3秒)を謳っているものもあります。
社内SEと呼ばれる人が片手間で運用しているサーバーよりはよほど信頼がおけるかもしれません。


スクラッチ開発で独自カイゼンを続けるのも良いですが
使いこなすことに専念し自社の一足飛びのレベルアップをはかるのもありだと思います。

おわり

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