よもやよもやですね。40代?
これからプログラマー目指しますか?
ありですね。なぜかって?
それはソフトウェアの目利きです。
では、40代の人がプログラマーを目指す場合どうすべきかについてご説明します。
あくまで個人的な意見ですので悪しからず。
前置き
先に断っておきますが、IT業界に転職することはおススメしません。
40代未経験者をプログラマーで雇う会社はおそらくこの世に存在しません。
言い過ぎかもしれませんがそもそも40代プログラマーがかなり特殊な存在です。
基本的にはマネジメント職についており20代30代がプログラマーの中心です。
僕はプログラマーを名乗ってますが
マネジメントもコンサルティングもストラテジストもやります。
ただプログラマーと名乗った方がカッコいいと思い込んでるのでそう名乗っているだけです。
ものすごく強い人が白帯締めてると何かカッコいいみたいな感覚です。
あ、わかりませんか?そうですか。
40代で未経験から本職のプログラマーを目指すのは止めるべきです。
仮にIT業界のプログラマーになれたとしても
第一線で活躍する機会はありませんし即討ち死にです。
体を壊して辞めるのがオチですね。
サブ能力としてプログラマーを目指すことは大いにおススメします。
40代で未経験からプログラマーを目指す意味
あなたの業界でやりたくない仕事って何でしょうか?
それをシステム化する想像をしてみてください。
僕視点でいうと9割くらいがシステム化対象です。
- そもそもやめてしまえる仕事(1割)
- やり方を組み替えれば効率化できる仕事(1割)
- 出来合いのソフトウェア(無料)で解決できる仕事(2割)
- 出来合いのソフトウェア(有料)で解決できる仕事(1割)
- 簡単なプログラミングができれば解決する仕事(3割)
- がっつりオーダーメイドでソフトウェアをつくれば解決する仕事(1割)
- どうにもならない仕事(1割)
どれに分類できるか分かりますか??
これができるようになるのが40代でプログラマーを目指す意味です。
1と2 そもそもソフトウェアを作らなくて良いもの
1と2もシステム化対象?そう考えられるかもしれません。
えぇ、そうです。
IT企業(請負系)はソフト作ってナンボですから。
作らなくて良いものを作る提案だって普通にします。
そこに悪意はありません。
お客様が真剣に作りたいと言ってるのに
それ作らなくて良いのではないですか?
なんて言う必要はありませんし。
作らなくて良いかどうかを見極めるにもプログラマーの知識は使えます。
少しプログラマーの知識をかじっておくことはおススメです。
3と4 既に存在するもの
3,4は間違いなく出来上がってるものを使った方が
短期間で安価に効果が得られます。
ですが請負系のIT企業は
劣化版の開発を提案してお金にします。
第三者の製品を紹介しても仕方ありませんしね。
また何かあった時、説明を求められても困ります。
パッケージを購入する場合
コンサルやITベンダーを頼って高額料金を絞られた挙句
ほとんど効果はないけど止められないものが稼働します。
運用の労力・維持コストはN倍。効果は1/N。
昔、某企業が言ってましたね。「N倍」「1/N」(えぬばい、えぬぶんのいち)。
デンソーが考える、工場から広がるIoTの世界 「ダントツ工場」の主役は「人」だ!
こういうことじゃないと思うんですけどね。
近年IT技術の高度化・容易化により内製化の流れにあります。
特にDX関連はその傾向が強いように感じます。
プログラマーの知識を得ることはこういったことの防止にもつながります。
5 簡単なプログラミングでできるもの
皆さんが想像するのは5ですね。
簡単なものをベンダーに依頼すると、
余計な仕様がたくさんくっついて高額の見積が来ます
ベンダーにとって金額的にも技術的にも面白くないのですから当然です。
金額と効果の折り合いが合わず大抵流れます。
実はこの部分
- ベンダーは面白くないのでやりたがらない
- ユーザー企業は想像以上の見積がきて手が出せない
というスイートスポットになっています。
ちょこっと調べれば案外簡単にできます。
プログラマーの知識があれば簡単かどうかが判断できます。
6 プロに頼るしかない
6だけITベンダーに頼めば良いと思うんですよね。
プロにお願いするにしても
プログラマーの知識は交渉や
本当にやりたいことを伝えるために有益です。
7 どうにもならない
今の技術では解決できない問題ですね。
そこそこあります。どうにもなりません。
できないということを証明するのは難しいですし
できないなら世界初を実現するチャンスです。
難易度が高いのか不可能なのか見極めが難しく
プログラマーの知識だけでは足りません。
でも、プログラマーの知識があるというのは強みです。
まとめ
40代でプログラマーを目指すことはアリです。
特定の分野で十分な知識があり
さらにサブスキルとしてITの知識を得ようという意欲。
もう歳だし新しいことはちょっと・・・
という人が多い中で素晴らしいですね。
一番美味しいところかもしれません。
かなり自分の付加価値が上がります。
おわり
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