Visual Studio Codeをソースコードからビルドしてみる

Visual Studio Codeはオープンソースです。
ですので、ソースコードから自力で実行ファイルを作りたい衝動に駆られます。
駆られます。

今回は、Visual Studio Code自体のビルドとVisual Studio Codeの起動についてです。

手順概要

  • ビルドに必要なもの一式をインストールする
    • Visual Studio Community 2019
    • Python
    • Node.js
    • Yarn
  • GitHubからVisual Studio Codeのソースコード一式を取得する
  • PowerShellでビルドを実行する
  • PowerShellでVisual Studio Codeを起動する

詳細手順

ビルドに必要なもの一式をインストールする

長くなりますのでここでは省略します。
詳細は以下のページをご参照ください。
以下は、Visual Studio Codeをビルドするために書いた内容になります。

GitHubからVisual Studio Codeのソースコード一式を取得する

こちらからソースコード一式をとってきます。

https://github.com/microsoft/vscode

GitHubの使い方がわからない人はこの辺をご確認ください。
本ページの趣旨とは異なりますので省略します。

https://www.premium-tsubu-hero.net/github

PowerShellでビルドを実行する

PowerShellを起動します

howto-vscode-build-01

ソースコードを置いた場所に移動します
僕は、githubから以下の場所にソースコード一式を置きました。
場所:C:\Work\vscode\vscode

cd C:\Work\vscode\vscode

以下のコマンドで必要なパッケージを取得しビルド

yarn

howto-vscode-build-02

初回は1,2回止まるかもしれません。
Enterを押せば動き出します。

howto-vscode-build-03

完了

howto-vscode-build-04

PowerShellでVisual Studio Codeを起動する

以下のコマンドを実行します。

.\scripts\code.bat

少し待ちます。
ビルド後一回目の起動は結構時間がかかります。
途中、完全に止まったらEnterを押してみてください。

howto-vscode-build-05

起動しました。

howto-vscode-build-06

インストーラでインストールしたものと微妙にアイコンが違います。

howto-vscode-build-07

まとめ

ビルド時にもっとエラーが出てハマるかと思ってたのですが、あっさり行けました。
後はソースコード弄って如何ようにでも。

おわり


参考ページ

GitHub – VSCode – How to Contribute
https://github.com/Microsoft/vscode/wiki/How-to-Contribute


VSCodeの使い方はこの辺にまとめています。
よろしければどうぞ。→ Visual Studio Code

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