僕がプログラマーになる人生を推す理由【生み出す自由を手にする】

最初に申し上げますが日本では「モノをつくる人」の地位は低いです。
工場の職人もそうですが、ソフトウェアをつくるプログラマーも同じです。
押し並べて、使われる側の立場です。

誰でもつくれるものをつくるというのは、特に駄目ですね。
いくら早くても、美しくても、品質が高くても関係ありません。
最終的には値段勝負になり、自分の技術力と時間を安売りすることになります。
まして、サラリーマンプログラマーなんて掃いて捨てるほどいる時代です。
技術力では上には上がいるし、価格やコンテンツ勝負では外国人たちに太刀打ちできません。

それでも僕はプログラマーをお勧めします。
理由は「つくれる」からです。

「ソフトウェアをつくる」ということ

プログラマーはプログラムを書くことでソフトウェアをつくります。
しかし、つくるのは「ソフトウェア」でしょうか?

つくるものを細分化してみたいと思います。

①関数をつくる
②関数×関数のクラスをつくる
③クラス×クラスのアプリケーションをつくる
④アプリケーション×アプリケーションのシステムをつくる
⑤システム×システムのサービスをつくる
⑥サービス×サービスでマーケットをつくる

例えば、iPhoneやAmazonなどは小さな関数の集まりですが、それ自体が大きなマーケットになっています。

僕も多くのプログラムを書いてきました。
なので、あなたの身近なものに、僕がつくったいくつかの関数が含まれているかもしれません。
あなたが使っているものをつくる機械となると、確実に僕の関数は存在します。
・・・いや、忘れてください。

岡山県あたりで、「瀬戸大橋は俺がつくった」と豪語するご高齢の男性がそこら中にいらっしゃいます。
誇るものの無い人間は、有名なものに少し関わっただけで語りたがります。
まぁ、僕もそういう人間です。

何かをつくるということは誰かに影響を与えるということです。
ただ、瀬戸大橋とは違いソフトウェアは材料費がPCと電気代だけという世界。
しかも、世界一の技術者グーグルさんがノウハウをタダで教えてくれます。
かなりお手軽に始められるものづくりと言えるでしょう。

「ものづくり」と「ことづくり」

①~③はものづくりで、⑤⑥はことづくりですね。
④はその中間といったところでしょうか。

①関数をつくる
②関数×関数のクラスをつくる
③クラス×クラスのアプリケーションをつくる
④アプリケーション×アプリケーションでシステムをつくる
⑤システム×システムのサービスをつくる
⑥サービス×サービスでマーケットをつくる

④は業務フローを設計しないとつくれないので難易度が上がります。
ですので、③止まりのプログラマーが多く④以降ができるプログラマーは極端に減ります。

この溝にハイエナが群がります。
多くの人が④での「ことづくり」を目指しますのでレッドオーシャンです。
もう一段階視点を引き上げて⑤での「ことづくり」ができると良いですね。

⑤はソフトウェア自体が勝手に稼いでくれます。
それまで、特定の相手向けに完璧なものをつくれば良かったのですが
まだ存在しないものを会ったこともない人の為につくる必要が出てきます。
「何が正解かわからない」リスクをとって正解を定義する度胸が必要です。

自分の作り上げたサービスを使って他人が働き始めたらそれが⑥です。
狙ってできる人は超人ですね。宇宙人か未来人でしょう。

プログラマーの延長上にこういった「ことづくり」の道が続いているのも魅力の一つです。
パソコン一台で人の生活を一変させたり、大きなお金や夢をつかむ事ができるかもしれません。

まとめ

多様で複雑な問題解決能力が求められる現代。
パソコンだけで様々なものを生み出す力はきっとどこへ行っても重宝されることでしょう。
あなたもプログラマーを目指してみてはいかがですか?

プログラマー×PCは可能性無限大です。

おわり

PR

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です