道を見失いかけた若者に伝えたいこと

春が近いせいでしょうか。
最近、30歳に満たない若い方々が次々と退職の挨拶にきます。
いくらかご縁があった人達なので少々寂しいものを感じます。
別件ですが、丁度今年の初めに僕の記事に相談に来てくれた方がいます。
その方も同じくいささか道を見失いかけているようです。

お役に立てるかどうかわかりませんが、
今の自分の置かれた環境に疑問を持ち悩んでる人に向けてお話したいと思います。
社会人1年目~3年目くらいの人を対象にしています。

僕の勝手な持論ですのでご参考まで。

3年

プログラマーに限らず
社会人1~3年生は「3年」を目標に生きていると思います。
僕もそうでした。

学生時代をストレートで歩んできたのであれば
18歳ないしは22歳まで誰かが引いたスケジュールに従って人生を歩んできています。

小学校6年,中学3年,高校3年,大学4年と人生の章が約3年程度で終わり
新章の直前に受験・就職というマイルストーン(節目)が設定されています。
自分が立てたものでもないのにそれを目標に頑張ります。

しかし社会人突入後、先の40年に誰も節目を用意してくれません。
以降、人生のマイルストーンやスケジュールを自分で設定していくことになります。

人生、まだたっぷりありますから行き当たりばったりに生きても問題ありません。
99%以上の人がそうですしその人達とは差がつきません。

しかし、ごく少数の目標やスケジュールを立ててる人とは差がつきます。

達成目標

社会人になるまで
誰かが引いた人生スケジュールに沿って
疑問を持たずに生きて来たわけですから僕らはスケジュールを立てることが苦手です。

スケジュールとは何かを達成するためのものです。
当然、期限と達成目標があります。

スケジュールや目標は案外維持することができません。

  • 目標、スケジュールを立てない
  • 意識しない、忘れる
  • 見直さない

それが普通です。
目標を立てることもスケジュールを立てることも体力がいります。
維持することはもっと体力がいります。

目標未達は自分の心を傷つけることになります。
努力して上手くいかなければどれだけ悔しい思いをするでしょうか。

しかしスケジューリングには3つの意味があります。

  • 尻を叩くこと
  • 見積もること
  • 他のタスクとの同期をとること

ものごとの密度を高めるために非常に重要な事です。
自分の人生ですからスケジュール通りに行かなくても責める必要はありません。
目標を見直しリスケすれば良いのです。

しかし、忘れず意識することは効率よく人生を送る重要な要素です。

まとめ

会社をやめるかどうかなどどうでも良い話です。
会社など人生のゴールに向かう手段の一つでしかありません。

自分のゴールに近づいているかどうか。それが大事です。

ゴールが無いから自分の立っている位置に不安を感じます。
スケジュールがないから進んでいるのか遅れているのかもわかりません。

自分の人生プロジェクトは必ず自分に返ってきます。
残業しても良いですし休んでも良いです。
遅れても前倒しで進めても構いません。

人生のゴールとスケジュールを意識しましょう。
特に一番近いマイルストーンと最後のゴールは忘れないように。

最後に

予定通り事が運ぶことは、めったにありませんよ。といって予定をたてないわけにも行きませんしね。

銀河英雄伝説 – ヤン・ウェンリー

おわり

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