今回は「プログラマーとは何か?」についてご説明させて頂きます。
先に申し上げておきますが非常に厳しい世界です。
では、何が厳しいのか?
辞書的な説明
「プログラマーとは」を辞書的に説明すると以下のとおりです。
コンピューターのプログラムを作成する人。
プログラマ(英: programmer)とは、コンピュータのプログラムを作成する人全般を指す。
僕は紛れもなくプログラマーです。
「プログラマーやめました」というタイトルを冠しながらやめてなかったみたいです。
タイトル詐欺です。あー心が痛い。
プログラムを作成する人、または職業。ソフトウェアの仕様書を基に、プログラミング言語でソースコードを作成する。
しかしこちらの辞書には「職業」という文言が含まれています。
「人」と「職業」の両方の側面から考えていきます。
プログラマーとは
僕は職業としてのプログラマーを2017年にやめています。
製造業社内プログラマー
現在ただの会社員として製造業で働いており工場のおじさんです。
今もプログラミングをすることはあります。業務効率化が目的です。
僕をプログラマーという人はいますし僕自身もプログラマーと名乗ります。
プログラミング技術をもった人を「プログラマー」と呼んでいるだけです。
プログラミングでお金を稼いでるわけではないので
プログラマーを職業というには少し厳しめです。
ITベンダーの請負プログラマー
数年前、僕はITベンダーでプログラミングによってできた成果物で対価を得ていました。
短い時間で要求された機能を提供できればそれだけ利益は大きくなります。
まさにアスリート。時間との闘いです。
こちらは職業を表す言葉として「プログラマー」を用いています。
両者の目的
2つは目的が異なります。
前者は、製造現場の改善効果を得るためにソフトウェアを作ります。
後者は、ソフトウェア(もしくは作業時間)を売るためにソフトウェアを作ります。
つまり職業としてのプログラマーはプログラミング自体が目的です。
良し悪しの話ではなく立場の話です。
ソフトウェアを売るためには顧客のメリットを推し量る必要があります。
目的は一緒と考えるかもしれません。残念ながら僕は違うと思います。
後者はソフトウェアから得られる効果や価値まで責任を持ちません。
基本的には納品して終わり。あくまで要求に対する成果物に責任を持つだけです。
「御社が儲からなければお金がいりません」と言えますか?というお話。
普通は言いません。
使われるプログラマー
いずれにせよ前者でも後者でも「自分の手でつくる」力を持っています。
僕はそこに魅力を感じます。
ですが、一般に「つくる」という行為は楽しく人口も多い。
厳しい言い方になりますが、9割以上(ほぼ10割)のプログラマ―は替えが利きます。
また最終的な結果に責任を持たないのでただの「道具」です。
技術と時間を金で買う
使う側はそう考えています。
場合によっては事故がおきた時の言い訳や保険です。
まとめ
プログラマ―とはについてまとめておきます。
- 「技術」としてのプログラマ―
- 「職業」としてのプログラマ―
- 「道具」としてのプログラマ―
同じ「プログラマー」という言葉でも意味合いが全然違います。
僕らプログラマーの
- 最大の強みは「つくれる」こと
- 最大の弱みは「替えが利く」こと
まぁ、なかなか大変な立場です。
自分自身に付加価値がなければ超がつくほどレッドオーシャンという話です。
しかし僕はプログラマ―になることをお勧めします。
なぜならば・・・。おっと、お時間です。
本日はこの辺で。
色んな角度からプログラマーを知りたい人はこちらへどうぞ。
プログラマーとは
おわり
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