「wordpress メールアドレス 変更 届かない」とかで調べるとメールアドレス難民がわんさか出てきます。
承認メールを受け取らずメールアドレスを変更する方法をお伝えします。
難民の皆さんはきっとSMTPの設定に問題があるので、この方法で強制的に変更しても何の意味もありません。
アドレス変えたところで、どうせメール送れません。
好奇心に逆らえない向こう見ずのための記事です。
関連記事 – 「WordPressの構築・運用方法」
概要
管理者のメールアドレスの設定をデータベースを弄って強制的に変更する。
バックアップをとるなりテスト環境をつくって実施するなり万全を期してください。本番環境で実行して失敗しても責任は負えません。
手順概要
- TeraTermなどでサーバーに接続
- Mysqlに接続
- 1人目のユーザーのメールアドレスを変更
- 管理者のメールアドレスを変更
手順詳細
TeraTermなどでサーバーに接続
WordPressの使い方 – TeraTermで接続(AWS/Bitnami)参照。
Mysqlに接続
ユーザー名とパスワードを確認しておきます。
vi /home/bitnami/apps/wordpress/htdocs/wp-config.php
ユーザー名とパスワードは以下に記載されています。
MySQLを起動します
mysql -u bn_wordpress -p
Enter passwordと言われるので先程確認したパスワードを入力します。
入力してもカーソル動かないので気にせず打ち込んでください。
以下の感じになってたらログイン成功です。
mysql>
1人目のユーザーのメールアドレスを変更
登録されているユーザーIDを確認しておきます。
select ID,user_email from bitnami_wordpress.wp_users;
結果はこんな感じですかね。
+----+------------------+
| ID | user_email |
+----+------------------+
| 1 | user@example.com |
+----+------------------+
ここからは一般的なupdate文です。
-- 使用するデータベースを指定します。;
use bitnami_wordpress;
-- XXXX@XXXX.comにご自身のe-mailアドレスを入力します;
UPDATE wp_users SET user_email = 'XXXX@XXXX.com' WHERE ID = 1;
うまく行けばこんな感じ。
Query OK, 1 row affected (0.00 sec)
Rows matched: 1 Changed: 1 Warnings: 0
一応結果確認
管理者のメールアドレスを変更
ただ、残念ながらこれはユーザーのメールアドレスであって、管理者のメールアドレスではない模様。設定→一般の中にいるメールアドレスは変わらず。・・・メンドクサ。
select * from bitnami_wordpress.wp_options where option_id = 6;
どうやらwp_optionsの方が正解っぽいです。
+-----------+-------------+------------------+----------+
| option_id | option_name | option_value | autoload |
+-----------+-------------+------------------+----------+
| 6 | admin_email | user@example.com | yes |
+-----------+-------------+------------------+----------+
以下のクエリを実行します。
use bitnami_wordpress;
update wp_options set option_value='XXXX@XXX.com' where option_id = 6;
うまく行けばこんな感じ。
Query OK, 1 row affected (0.00 sec)
Rows matched: 1 Changed: 1 Warnings: 0
結果確認。こんな感じです。
まとめ
1人目のユーザーと管理者はどうやら別物みたいですね。
まぁ、何のメリットもないので、ちゃんと正規の方法でメールアドレスを変更しましょう。
おわり
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