以前、雑につくったワードプレスの引っ越し屋さんが
どの環境に使えるのか気になりAWSにイメージのあったKUSANAGIでやってみました。
今回KUSANAGIのApacheおよびNginX
両方引っ越しが可能であることがわかりました。
データベースはMySQL(MariaDB)のみ対応しています。
PostgreSQLは検証してませんが、まずできないと思います。
(たぶんバックアップをはめるSQLコマンドが違う)
では、手順をご説明します。
ざっくり手順
- KUSANAGIのワードプレス環境を用意する
- 引っ越し元のBitnami環境からワードプレスのバックアップを取る
- KUSANAGI環境にバックアップをはめる
- wp-config.phpを変更する
詳細手順
KUSANAGIのワードプレス環境を用意する
これについてはこちらのページをご参照ください。
引っ越し元のBitnami環境からワードプレスのバックアップを取る
こちらも特に難しいことはありません。
こちらをご参照ください。
KUSANAGI環境にバックアップをはめる
作業の流れは以下のとおりです。
- 必要な情報を入力
- アップロード
- 荷ほどき
ワードプレスの引っ越し屋さん – 使い方
に記載しています方法で実施できます。
wp-config.phpを変更する
ポイントはここです。
バックアップをはめた後、ページをリロードするとレイアウトが崩れます。いやぁ、ひどいもんですね。
また、リンクが全て127.0.0.1(localhost)に飛ばされるようになります。ガッカリ感がすごい。
この後、僕は結構悩みましたが答えは簡単でした。
原因はwp_config.phpに以下の記載が無いからのようです。
define('WP_HOME','http://xxx.xxx.xxx.xxx');
define('WP_SITEURL','http://xxx.xxx.xxx.xxx');
データベースの確認を押します。
こちらがwp_config.phpの内容になります。
ここに以下の内容が記載されていないことを確認します。
define('WP_HOME','http://xxx.xxx.xxx.xxx');
define('WP_SITEURL','http://xxx.xxx.xxx.xxx');
ここは少し面倒ですがTeraTermを使用し以下のファイルを編集します。
vi /home/kusanagi/test/DocumentRoot/wp-c
onfig.php
編集内容は以下の通りです。
54.173.62.187は僕のページのアドレスですので、ココはご自身のものに置き換えてください。
FQDN(僕のページならURLのwww.premium-tsubu-hero.netの部分ですね)を取得している場合はその内容を、していない場合は引っ越し先ワードプレスのIPアドレスを設定します。
ページを再読み込みすればレイアウトの崩れなどが解消されます。
まとめ
案外ハマるポイントさえ押さえておけば、
とくに難しいポイントはないかと思います。
WordPressの引っ越し Bitnami → KUSANAGIへの引っ越し
おわり
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