アクセスされる記事とされない記事の特徴【ブログ収益化】

パレートの法則。

様々な事象に当てはまる法則です。
働きアリの法則とか、20:80の法則とか言われたりします。
当ブログもページビュー数の8割は全体の2割以下の記事で成立しており
僕自身これまで大量の時間をドブに捨てたと実感しています。
ま、趣味だしね、と強がってみても30秒後には自己嫌悪。
そろそろ狙って高ページビュー記事を生み出したい。

手順書系記事の深堀り

日常系のぼやき記事が貧弱であることは前回の記事で既に検証済みです。
高PV数の記事の大半はGoogle検索に引っかかるもの。
特に手順書系の記事の方が強いことがわかっています。

しかし全ての手順書系記事が優秀というわけではなく当ブログの手順書系記事も燦燦たる状況。
まず、以下をご覧ください。

96日間で116記事もある中でほとんどの記事が0付近。
これ以上掘り下げる意味がないのはわかっています。
でも見てみたいパンドラの箱。20PV以下のものでヒストグラムにしてみます。

希望は残っていませんでした。

さて、今回は色々数字を見て行きます。

Google Analyticsのデータで検証

まず、Google様はどんな感じで評価してくれてるのか?
優秀な記事とダメな記事を見て行きます。
JetpackのインサイトがGoogle Analyticsのデータをうまくまとめてくれてるのでそれを使います。
月単位でPV数です。

優秀な記事

当記事は21/9/13に産声を上げました。
そこから着実に実績を積み上げ今や我がブログのNo1看板記事です。

Visual Studioでインストーラを作成する

もう一つ別の記事を見てみます。
これは2021年6月にパーマリンクを弄ったせいで激減し、
元の水準まで戻りきれなかった落ちぶれたNo2です。

VSCodeの使い方-ワークスペース編-

以下はめずらしく手順書では無く日常系記事です。
同じく魔の21年6月に激減した後、健気に努力を続けて再び前の水準に返り咲こうとしています。

入らない方が良いと思うIT企業の8つの特徴

自力のある記事は一度評価がゼロになっても再度浮上していく傾向にあるようです。
また、翌月からピークに達するわけではなく徐々に伸びていってます。
上位の記事達は毎月前月のPV数を超えて更に伸ばしているように見えます。

ただし、元の水準には戻り切れてはいません。
一度失った信用は・・・。

ダメな記事達の中でもマシな記事

お次はダメな中でもまだマシな記事を見て行きます。
魔の6月以前にピークを越えたものたちです。

WordPress(AWS+Bitnami) – SSL対応(Let’s Encrypt)

WordPress(AWS+Bitnami) – Manageロゴの消し方

ダメな記事達も一応、魔の6月以前の水準を目指しているように見えます。
が、同じく全盛期までは戻っていません。

Google Search Consoleで検証

では、優秀な記事は何故Googleに表示してもらえるのか?
また、ダメな記事は何故Googleに表示してもらえないのか?
という疑問がわきます。

Google Search Consoleを見るのが良さそうです。

優秀な記事

かんばん記事はGoogleに表示される回数も多いようです。

Visual Studioでインストーラを作成する

また、紹介してくれるキーワードも302と多いようです。

もう一つのかんばん記事です。
クリック数は先ほどのものに比べて見劣りします。

VSCodeの使い方-ワークスペース編-

紹介してくれるキーワードも少し先ほどのものに比べ170と控えめ。

ダメな記事達の中でもマシな記事

ダメな記事でもちゃんとGoogleは評価しようとしてくれているようです。
Googleの好意に答えられていないようですね。

WordPress(AWS+Bitnami) – SSL対応(Let’s Encrypt)

引っかかるキーワードの数は31と少ないです。
とはいえ、誰も読まない記事でも何とか良いところを探そうとしてくれているのがわかります。

全くダメな記事達

全くクリックされていません。
表示回数はそこそこあるのですがね。

プログラマーの年収と生活のイメージ
転職活動もしくは新生活が始まる時期に多く表示されているようです。
が、誰もクリックしていない。

確かにキーワードを見れば新生活が始まりそうな時期に検索されそうなキーワードです。
24件と見られていない記事にしてはたくさんのキーワードで表示されていたりもします。
何故クリックされないのでしょう。キーワードの目的と案外合致してそうな気がするんですけどね。

もう一つ見ておきます。
ツイッターで紹介すると見てもらえるのですがGoogle検索では全然ダメなやつです。

嫌いなプログラミング – 生殺与奪の権を他人に握らせるな

毎日せっせとGoogleは紹介してくれているようですが全然ダメみたいです。

どのようなキーワードで見られているのかを見てみます。
三大美徳が中心です。確かに目的とキーワードが合致していませんね。
しかし、なぜ三大美徳で表示してくれるのか?ただ、対策は簡単ですね。
タイトルをGoogleの求めるものに変えるだけです。
いや、でもなぁ。。。生殺与奪とか三大美徳とかタイトルがガチャガチャしちゃいます。

Googleさんですら扱いに困る記事

あー、確かに。このタイトルは無いわ。という感じです。

DXの設計書⑨ – 関係者には個別に聞け

僕はこのタイトルで何を訴えようとしたのか。
たぶん書いてた時期はテンションが上がっていて良いものに見えるのでしょうね。

Googleさんも良いところが全く見いだせず完全に諦めています。
一回表示してくれたのに無かったことされています。
汚点扱い?

Google キーワードプランナー

プログラマーの年収と生活のイメージ」のアクセスされない理由が気になります。
何故、検索キーワードと目的が一致していそうなのに検索順位も低くクリックもされないのか?
実はうっすら以下の仮説がたっています。

競合が多すぎて順位が下がるのではないか?
後ろの方に表示されてるため僕のタイトルにたどり着くまえに力尽きるか解決してしまうのではなかろうか。

少しキーワードプランナーを見てみます。仮説に寄せた検証です。
以下*の部分がキーワードプランナーでの結果です。

「プログラマーの年収と生活のイメージ」記事

上位のクエリ クリック数 表示回数 *検索ボリューム *入札額(定額帯) *入札額(高額帯)
プログラマー 年収 0 403 1000~1万 ¥101 ¥409
プログラマ 給料 0 36 100~1000 ¥107 ¥320
プログラマー年収 0 24 10~100 ¥150 ¥491
プログラマー 生活 0 18 10~100 ¥144 ¥636
プログラマー 平均 年収 低い 0 14 10~100
it プログラマー 年収 0 13 10~100 ¥133 ¥548
プログラマー 給料 0 13 100~1000 ¥106 ¥375
プログラマー 給与 0 10 10~100 ¥182 ¥509
プログラマー 平均年収 0 10 100~1000 ¥103 ¥598

一番多く検索されている「プログラマー 年収」は検索ボリュームが1000~1万。
入札額も¥101~¥409とクリックが入札されています。

優秀な記事

優秀な記事と比べてみます。
とりあえず同じ日常系の記事で比べた方がよいと思いますので日常系の記事。

入らない方が良いと思うIT企業の8つの特徴

上位のクエリ クリック数 表示回数 *検索ボリューム *入札額(定額帯) *入札額(高額帯)
it企業 従業員数 少ない 22 133 10~100
一人当たり売上高 目安 it 10 128 10~100
it企業 従業員数 6 22 10~100
it企業 売上 平均 5 17 10~100
it企業 規模 4 24 10~100 ¥180 ¥888
it企業 資本金 2 20 10~100
sier 一 人当たり 売上 2 13 10~100
一人当たり売上高 1000万 it 2 8 10~100
it企業 売上高 平均 1 25 10~100
it企業 社員数 1 9 10~100

検索ボリュームが10~100で入札額が設定されていません。
おそらく企業系が全く興味を示さないキーワードということですね。
入札されたら広告が上に並ぶので僕の記事が表示された時には流し見か疲れ果てている状態。

手順書系の優秀な記事

ついでなので手順書系の記事で優秀なものも見ておきます。

Visual Studioでインストーラを作成する

上位のクエリ クリック数 表示回数 *検索ボリューム *入札額(定額帯) *入札額(高額帯)
visual studio インストーラー 作成 337 812 100~1000
microsoft visual studio installer projects 88 412 100~1000
visual studio installer projects 72 384 100~1000
visual studio installer 71 1,398 100~1000 ¥738 ¥1,350
c# インストーラー 作成 37 64 10~100
c# インストーラー 36 226 100~1000
visual studio インストーラー 35 464 100~1000
visual studio installer 使い方 34 81 10~100

特に日常系と手順書系で検索ボリュームと入札額に違いはありませんね。

考察

人気記事と「プログラマーの年収と生活のイメージ」の記事では入札額が全く違います。
人気記事の方はほぼ入札されていないのに対し、
読まれていない「プログラマーの年収と生活のイメージ」ほぼ全てのキーワードに入札額がついています。

確かに企業系の記事ばっかりだったら僕も途中で読むのやめてしまいますね。

まとめ

今回の検証でどんな記事でもGoogleさんは良いところを探して
表示しようとしてくれることがわかりました。
どうにもダメで匙を投げられた記事もありますが。

また、今回の分析では記事の4つの特徴がわかりました。
これらはGoogle Search Consoleを使えばわかります。

  1. キーワードと目的が合致していて良く見られるもの
  2. キーワードと目的が合致しているが全然見られないもの
  3. キーワードと目的が合致していないもので全然見られていないもの
  4. 紹介すべきキーワードが無いもの

2が少し不思議でしたがほとんどのキーワードが入札されているということがわかりました。
プロの仕業ですね。競合だらけなので戦うだけ損。

ここまでわかれば後はタイプに合わせて対策するだけです。

優先順位をつけながら対策をしていきます。
当面3を中心に対策していきましょうかね。
これはまた作業効率化ツールを作りたくなるフラグです。

おわり

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